GICASの出版物
アジア・アフリカ言語文化研究所から刊行された出版物の入手方法についてはこちらをご覧ください。
GICAS主催国際シンポジウムproceedings
Working Papers of International Symposium on Indic Scripts : Past and Future |
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- Bhaskararao, Peri ed.
- Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies, 391pp., 2003
- 2003年12月17~19日に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所にて開催された国際シンポジウム「インド系文字:過去と未来」の論文集。
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一般向け概説書(GICASによる企画出版)
図説 アジア文字入門 |
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- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所編(荒川慎太郎・伊藤智ゆき・近藤信彰・澤田英夫・塩原朝子・高島淳・豊島正之・星泉・町田和彦・峰岸真琴)
- 河出書房新社, 111pp., 2005年4月30日発行
- アジアで用いられる文字の中から「インド系文字」「アラビア文字」「漢字と漢字系文字」の3つのグループを主に取り上げ、豊富な図版と写真を用いて解説する。ひしめき合い共生するアジアの文字たちを訪ねる際のガイドブックとしてお薦めの書。GICASのスタッフがその研究成果の一端をまとめたもの。
- 立ち読み(PDF, 1.20MB)
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書字コーパス、碑文・石刻・古写本集成
Choix de documents tibétains conservés à la Bibliothèque nationale, Tome IV, Corpus Syllabique |
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- Imaeda, Y., Takeuchi, T., Hoshi, I., Ohara, Y. and Ishikawa, I.
- Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies, 1231pp., 2001.9
- 敦煌出土チベット語文献のうち、非仏教宗教文献を選んで解読、校訂のうえ電子化したもの。Key Word In Context形式による全音節索引つき。このデータの最新版は、古代チベット語オンラインにて公開中。オンライン版では、フランス国立図書館から刊行されたTome IIIのデータおよび新しく追加されたテキストも併せて公開。全文検索が可能。
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Ancient and Islamic Rock Inscriptions of Southwest Saudi Arabia |
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- Kawatoko, M., Tokunaga, R. and Iizuka, M.
- Deputy Ministry of Antiquities and Museums (Ministry of Education, Kingdom of Saudi Arabia), The Middle Eastern Culture Center in Japan and Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa Tokyo University of Foreign Studies, 147pp., 2005
- サウディ・アラビア南西部ナジュラーンの北約120kmに位置するワーディー・フシャイバの岩壁碑文の一部。この碑文サイトは古代南アラビア文字・サムード文字碑文(紀元前1千年期後半~イスラーム時代初期)とイスラーム時代初期のアラビア語碑文が主であるが,他にナバテア文字,ギリシア文字の碑文もある。尚,本書は,財団法人中近東文化センターと共同で調査を行ったシナイ半島碑文の刊行に先立ち,それらとの比較対照のため,既に別調査で得られた資料を刊行したものである。
- 立ち読み(PDF, 64.9KB)
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Ancient and Islamic Rock Inscriptions of South Sinai |
[詳細] |
- Kawatoko, M., Tokunaga, R. and Iizuka, M.
- The Middle Eastern Culture Center in Japan and Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa Tokyo University of Foreign Studies, 128pp., 2006
- シナイ半島南部に残る多くの岩壁碑文のうち,アラビア文字とサムード文字について,大規模サイトであるナークース山を除いた約260点の碑文データ(画像,転写,訳など)をまとめたもの。財団法人中近東文化センター・イスラーム・エジプト調査隊との共同刊行。
- 立ち読み(PDF, 1.50MB)
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東南アジアのインド古典語碑文選:チャム文字、モン・ビルマ文字編 |
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- 高島淳・澤田英夫
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所, 63pp., 2006年発行
- 「東南アジア諸文字の源流と発展」を追うプログラムの成果の一端として、ベトナムのチャム文字によるサンスクリット語碑文、およびビルマのモン・ビルマ文字によるパーリ語碑文の写真に、転写と翻訳を付した資料集。
- 立ち読み(PDF, 2.15MB)
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ペルシア語写本の世界 |
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- 羽田亨一・近藤信彰
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所, 97pp., 2006年発行
- 13世紀から19世紀にかけてイラン、中央アジア、インド亜大陸で作成されたペルシア語手稿本の図録集。イラン、ウズベキスタン、パキスタンの諸機関の協力をえて画像を収集。時代、地域別に配列してあり、ペルシア語書体の変遷が一目でわかるよう工夫されている。
- 立ち読み(PDF, 723KB)
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目録・辞典・索引類
Keyword In Context Index to Jinendrabuddhi's Vis'a-la-malavati- Prama-n.asamuccayat.i-ka-, Chapter I |
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- Ono, M. and Takashima, J.
- Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa Tokyo University of Foreign Studies, 542pp., 2006
- 近年チベットで発見された仏教サンスクリット語写本の校訂本から作成したキーワード・イン・コンテクスト・インデックス。オーストリア科学アカデミーとの共同研究の成果でもある。
- 立ち読み(PDF, 134KB)
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The Bordered Red Banner Archives in the Toyo Bunko, I Introduction and Catalogue (Toyo Bunko Research Library 1) |
[詳細] |
- Nakami, T., Kanda, N., et al.
- the Toyo Bunko, xxxii + 282pp., 2001
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現代チベット語動詞辞典(ラサ方言) |
[詳細] |
- 星泉著
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所発行, xxiii + 495pp., 2003年3月5日発行
- チベット語ラサ方言で使われる約1,000語の動詞について、フィールドワークで収集したコロケーション情報に基づき詳細な意味記述を施した動詞辞典。本書の内容は現代チベット語動詞辞典オンライン版および動詞概説にて公開中。
- 立ち読み(PDF, 82KB)
立ち読み(PDF, 53KB)
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小川尚義 浅井恵倫 台湾資料研究 |
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- 三尾裕子・豊島正之編
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所, 395pp., 2005年発行
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の所蔵する小川尚義・浅井恵倫収集台湾資料の総合目録と研究。歴史的文献である新港文書、及びフィールドノートなどの文書類は、全点に写真を掲載し、内容の簡明な説明を添える。1万5千点近い写真類からは、キーワードに基づいて531点を選抜し、キーワード順に掲載。小川尚義・浅井恵倫の伝記研究、資料の多角的研究を併載。尚、小川尚義・浅井恵倫収集台湾資料は、文書・写真の全点が http://www.joao-roiz.jp/ASAI/ から検索・内容表示が可能である。
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English-Favorlang Vocabulary |
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- Ogawa, Naoyoshi(author), Paul Li(ed.)
- Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies, 224pp., 2003
- Favorlang 語は既に失われた言語であり、記録は17世紀のオランダ側の文献があるのみである。本書は、そのオランダ文献の集成 W. M. Campbell(1896) The Articles of Christian Instruction in Favorlang-Formosan, Dutch and English. を、小川尚義が英→ファボラン索引化した手稿を、現代の台湾言語学の視点からの注釈と補遺を加えて再編集した出版。
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臺灣蕃語蒐録 A Comparative Vocabulary of Formosan Languages and Dialects |
[詳細] |
- 小川尚義、(Li, Paul and Toyoshima M. eds.)
- Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies, xxiii+714pp., 2006
- 台湾諸言語研究の泰斗小川尚義畢生の大作「臺灣蕃語蒐録」を、自筆本に基づき完全に翻刻し、注釈を添えた出版。原著は、小川尚義が自らのフィールド調査、及び種々の163の情報源から得た台湾各地の原住民言語を、 286の意義分類によって比較対照したもので、総行数39,938、総語数85,330 に達する大冊全てが、小川の自筆である。これに李壬癸(Paul Jen-Kui Li)台湾中央研究院教授が、現在の台湾言語学の視点からの注釈と補遺を加えたもの。本書は同一ソースから書籍版とオンライン語彙集の両方を一括出版したもので、オンライン版は http://www.joao-roiz.jp/OGV/ で公開。
- 立ち読み(PDF, 355KB)
立ち読み(PDF, 54KB)
立ち読み(PDF, 62KB)
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KEYWORD IN CONTEXT INDEX OF THE REGRAS (1666) BY BENTO PEREYRA |
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- Maruyama, Toru(ed.)
- Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa Tokyo University of Foreign Studies, 237pp., 2005
- 中世ポルトガルの辞書編纂者・正書法策定者として著名な Pereyra の正書法書の全文索引。正書法上のゆれを、その正書法を論じた書自体の中で探るユニークな出版で、正書法の位置付けを具体的に考察するためには必須の手続きを具現化した書として、ポルトガル語文献学界からも高い評価を得た。
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表記の理論
表記の習慣のない言語の表記 |
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- 塩原朝子・児玉茂昭編
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, i+335pp., 2006年3月発行
- 世界の言語の大多数は、固有の文字を持たず、また、最近まで(言語によっては現在に至るまで)表記の習慣を持たないで来た。本書はそのような言語の表記についての歴史や現状についての論考を集めたものである。切り口は著者ごとに異なるが、いずれの報告にも、話者コミュニティと直接触れているフィールドワーカーならではの視点が反映されている。
- 立ち読み(PDF, 234KB)
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文字史・表記史
聚珍録 |
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- 府川充男 著(町田和彦 序)
- 三省堂, 全3巻, 1096+1168+1072pp., 2005.2 (2004年度科学研究費研究成果公開促進費助成出版)
- 近世・近代日本印刷史、字体・書体・仮名研究の集大成。活字の字体・書体・組版の研究から、現在のデジタルフォントの設計にまで示唆を与える3巻構成の大冊で、幕末から昭和期に至る日本の活字(漢字・仮名・約物類を含む)字体・組版の歴史を、三千点を超える豊富な図版をもって余すところなく論じた、この分野では初めての通史であり図鑑であって、近世・近代日本印刷史関係の定説を全面的に書き換える画期の著。GICAS JPMODTYPE プロジェクトのデータベースに基づく出版で、データベースの一部分は府川充男「聚珍録」検索として公開。
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中国におけるアラビア文字文化の諸相 |
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- 町田和彦・黒岩高・菅原純編
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所, 178pp., 2003年発行
- 本書は、中国西北部で用いられている「小児錦(漢字ではなく、アラビア文字で表記された回族の中国語文字文化)」をはじめとした周縁的なアラビア文字文化を研究対象とするGICASのサブ・プロジェクト「『小児錦』文字資料コーパス構築へ向けた資料収集とデジタル化」の最初の活動報告書である。
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周縁アラビア文字文化の世界-規範と拡張- |
[詳細] |
- 町田和彦・黒岩高・菅原純編
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所, 162pp., 2004年発行
- 2003年夏に開催されたワークショップの記録。周縁的なアラビア文字文化の事例として現代ウイグル語、漢語(「小児錦」)、サラール語、スペイン語、マレー語、そしてパンジャービー語の各言語につき、共通のパラメータに基づいた報告と討議。
- 立ち読み(PDF, 1.49MB)
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周縁アラビア文字文化の世界-規範と拡張(2)- |
[詳細] |
- 町田和彦・菅原純編
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所, 149pp., 2005年発行
- 2004年夏に開催されたワークショップの記録。「規範」としてのアラビア語のアラビア文字との関わり、トルコの「切り離しアラビア文字」改革、中央アジア・テュルク語とアラビア文字の関わりについての報告と討議。
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周縁アラビア文字文化の世界-規範と拡張(3)- |
[詳細] |
- 町田和彦・菅原純編
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所, 133pp., 2006年発行
- 2005年夏に開催されたワークショップの記録。アラビア語、ウズベク語、モンゴル語とアラビア文字とのかかわりについての報告と討議。
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教科書・研修用テキスト
文語ビルマ語文法(2004年度AA研言語研修テキスト) |
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- 澤田英夫
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所, 70pp., 2004
- 2004年度AA研言語研修「ビルマ語中級」のテキスト。すでに口語を習得した学習者を対象に文語の文法を解説する。主要な口語形式と文語形式の対応関係を示し、それをもとに口語体→文語体の書き換え練習を行なう「書き換え編」と、文語に特有の複雑な構造を読み解くための文法知識をまとめた「解説編」からなる。ビルマ文字出力のシステムに、GICASの研究成果の一部が生かされている。
- 立ち読み(PDF, 67KB)
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展覧会資料
アジア文字曼陀羅インド系文字の旅 展示ガイドノート |
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- アジア文字曼陀羅~インド系文字の旅実行委員会編
- 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 2002年発行
- 「アジア文字曼陀羅 インド系文字の旅」 会場で配布した展示カタログ。
38の主要な展示品の解説に加えて、インド系文字の概説、一覧表、中西コレクションの説明なども含んでいる。
- まるごと(PDF, 3.60MB)
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アラビア文字の旅 展示品カタログ |
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- アラビア文字の旅実行委員会編
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 2005年発行
- 「アラビア文字の旅」の展示品一覧と解説テキストなどを掲載したカタログ。会場で配布。
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アラビア文字の旅 トラベルガイドブック |
[詳細] |
- アラビア文字の旅実行委員会編
- 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所 2005年発行
- 「文字の旅」「規範から拡張へ」などをテーマに、本展の展示風景やポスター、メイキング・ストーリーなどを掲載したコンセプトブック。会場で配布。
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その他の出版
Montakhab al-Tavarikh Selected history vol.II Muhammad Hakin khan |
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- Kawahara, Y. and Haneda, K.(eds.)
- Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa Tokyo University of Foreign Studies, xxvii+716pp., 2006
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